国分寺はボク達のたまり場だった
大学が終わるとよく酒を飲みに出かけた
当然金がなかったから
高い酒なんか飲めなかったし
また飲んだところでもったいなくて酔えなかった
国分寺は学生が多かったから
安い店がすぐ見つかった
千円あれば酔えたし いや千円以上は払えなかった
ボトルキープは決って割り勘
共同出資仲間の許可がなければ
そのボトルは一人で飲めなかったし
店のオヤジも知っててか
ボトルを出してくれなかったっけ
懐かしい思い出
今でも変わらず元気な町だろうか
国分寺 ボク達の青春の町…
Little Essay by Yasutomo Honna