2009年6月30日火曜日

Little Essay 0009 「国分寺」遠い昔の話






国分寺はボク達のたまり場だった
大学が終わるとよく酒を飲みに出かけた

当然金がなかったから
高い酒なんか飲めなかったし
また飲んだところでもったいなくて酔えなかった

国分寺は学生が多かったから
安い店がすぐ見つかった
千円あれば酔えたし いや千円以上は払えなかった
ボトルキープは決って割り勘

共同出資仲間の許可がなければ
そのボトルは一人で飲めなかったし
店のオヤジも知っててか 
ボトルを出してくれなかったっけ

懐かしい思い出 
今でも変わらず元気な町だろうか

国分寺 ボク達の青春の町…


Little Essay  by  Yasutomo Honna


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