「で その後 君のパンツは元気かい?」
久々にボクから彼女に電話をしてみた
「あら… 元気かどうか調べてみる?」
彼女はケラケラ笑いながら答えた
「うーん それも面白そうだけど…
次のチャンスにしておこう!
今日は 例のグッ!とくる場所を見つけたから…」
ボクは欲求に反して笑いながら言った
「本当にグッ!とくるの?」
「たぶんね…
君の好きそうな音楽もリクエスト出来るし
今から予約すれば 好きな酒もキープ出来る…
で 何よりいいのは 月と星が見えるんだ!」
ボクは 彼女の次の答えを期待して言った
「そのプランに乗ったわ!」
「だろうね!」ボクの予感は的中した…
「で 場所はどこ? 住所は? すぐ出かけるから」
彼女はいつもの調子でメモを用意している様子だ
ボクは住所を彼女に告げるとすぐに電話を切った…
数分後 ボクの部屋の電話が鳴った
彼女からだった…
「ねぇ もしかしてこの住所…
あなたのマンションじゃない?」
「そうだよ…
見つけた場所はボクのマンションのベランダさ!
今日は天気がいいから最高のロケーションだぜ!」
「しかし… あなたって変な人…
いいわ これから…行くわ…」
しばらく沈黙が続いた後 彼女は電話を切った
彼女がここに現れるまで約1時間
まずはシャワーでも浴びよう
で 新しいパンツにはき変えてっと…
Little Essay by Yasutomo Honna
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